助けてくださいよ、道上さん

「おはパソ」の取材で、阪神タイガースの春季キャンプを訪れた英美ちゃん。念願叶って、憧れの藪投手に独占インタビュー！ ちょっと長いですが、その模様を完全再現してみましょう。インタビューなんてしたことないんで、「道上さん、助けて」って言ってるみたいですけど…。

道上アナ「今日は、アシスタントがインタビューしますんで」
えみちゃん「初めまして」
藪投手「ああ、おはようパーソナリティ道上洋三です、ね」
道上アナ「声はいいね、相変わらず。声は、だいぶカラオケで鍛えた声ですよ」
藪投手「いえいえ」
えみちゃん「カラオケ好きなんですかぁ？」
藪投手「いやぁ、ヘタです」
道上アナ「いや、やるじゃないか、ええ。…インタビューすんねんやんか！」
えみちゃん「いや、なんか緊張してきた、すごく…」
藪投手「モロ、関西弁ですねぇ」
えみちゃん「え?! あ、すいません」
道上アナ「大阪の娘、枚方の娘ですから」
藪投手「ああ、そうですか。…今日は何のお話を？」
道上アナ「何のお話を、って。いや、秋吉が色々訊きますから」
藪投手「ああ、そうなんですか、わかりました」
道上アナ「答えてやって下さい」
藪投手「ハイ、わかりました」
えみちゃん「え、何から訊こうかなぁっ…。まず…、えー…」
藪投手「いつからやってるんです？」
道上アナ「おととしの秋からですから、1年と3ヶ月ですね」
藪投手「ああそうなんですか、へぇ」
道上アナ「９代目です」
藪投手「あ、９代目？」
えみちゃん「ハイ」
…(間)…
えみちゃん「えっとー、…」
藪投手「これは何なんですか？ これは。髭が生えてるなって？」
えみちゃん「いえ、ちょっと…。あたし緊張してしまって、何から訊いていいのか、わかんなくなってきました。まず、じゃあ…、ヘヘッ、藪さんは安芸に来て、何を楽しみにされてますか？ キャンプで毎年来られてますよね」
藪投手「ハイハイハイ」
えみちゃん「何か絶対する、行くってところとか、あります？」
藪投手「う〜ん、ま、何年か前は、あの〜、釣りをよくやってたんですけど、あの〜、一回だけ釣れ過ぎちゃったんですよ。それから、もう行かなくなりましたね、ハイ。だから、もっぱら休日はゴルフばっかり行ってますけど」
えみちゃん「へ〜。…あ、じゃ、こないだのオフの日もゴルフですか？」
藪投手「はい、もちろん」
えみちゃん「そうですか…」
…(間)…
えみちゃん「助けてくださいよ、道上さん」
道上アナ「なんやのよ、あなた」

これがインタビューとしてオンエアされた全てです。この後、スタジオで道上アナに改めて「何が助けて下さいよ、あなた。どこがインタビューなんや、これ！」って叱られてました。えみちゃんは「藪投手の大ファンですから、めちゃくちゃ緊張しましたよー！」と言ってましたが…。

このときの放送を聴かれた人なら分かったと思いますが、えみちゃんの普段から高い声が更に高くなって、上ずりそうになってました。やっぱり、スゴク緊張してたんでしょうねぇ…。とにかく可愛らしかったですよ。このときの雰囲気は、好きな男の子を呼び出して、いざ告白というとき、言いたいことは一杯あるのに、何から話そうか迷って、肝心なことは中々切り出せない女の子、という感じでした。(わかっていただけるかな？)

多分、えみちゃんの「素(す)」は、きっと、こんな感じなんでしょう。いつも元気で明るいイメージがありますけど、素顔は「恋する純情乙女」なのかな？ (表現が古いね、どうも…)

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